5/4早朝ワシントン発のANA001便東京行き定期便が羽田空港に着陸し、乗客は全員そのまま羽田空港で入国審査を受けたそうです。ANA001便はもともと成田空港に3日午後着陸予定でしたが、現地の出発が9時間半ほど遅れたため、目的地を羽田空港に変更し、4日未明に到着したものだそうで、乗客79人はそのまま羽田から入国しました。現在国際チャーター便は羽田空港から離発着していますが国際線の定期便が羽田空港に着陸し、乗客が同空港から入国するのは、先月下旬に国土交通省がこうした運航を許可して以来初めてのことだそうです。
政治的な問題が複雑に絡み合って、なかなか進展しない羽田空港の再国際化問題ですが、少しずつこうした既成事実を重ねていって、いつの間にか「羽田空港に国際線」ということになるのかもしれませんが、利用者の利便性を取るか周辺地域への配慮をどうするのか等、まだまだ解決には時間がかかりそうですね。
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