JR東海と西日本は26日、東海道、山陽新幹線で最速の「のぞみ」に乗れる「のぞみ指定席特急回数券」(6枚セット)を7月1日から値下げし、「新幹線回数券」(同)に名称変更すると発表した。東京-大阪間は、航空便で主力の「シャトル往復運賃」より現行の「のぞみ」回数券の方が片道10円高かったが、7月からは逆に750円安くなる。航空会社側も対抗策を検討するとみられ、新幹線との競争は激しさを増しそうだ。「ひかり」中心の編成だったダイヤを、10月1日に「のぞみ」中心に改正するのに伴う措置。新回数券を前倒しで発売することでダイヤ改正の周知を図り、押され気味だった航空便に対抗する。東京-京都間は、1枚当たり1280円(9・1%)、新大阪-博多間は1200円(8・5%)の値下げになる。
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