とがった鼻に細い目-。新幹線で初めて2階建てグリーン車を採用して話題を集めた100系「ひかり」が16日、最後の運転を迎えた。来月のダイヤ改正を控え、スピードアップできる「のぞみ」タイプの車両に置き換わる。
1985年に登場。当初は展望を重視した2階建ての食堂車とグリーン車を編成の中央に組み込んだ。普通車も前後の座席間隔を6センチ広げ、3人掛けの座席も向きを変えられるリクライニングシートになった。
山陽新幹線にはまだ数年、100系が残るが「こだま」用だけで、編成が短いため2階建て車両はない。東北・上越新幹線では通勤客対策のため100系とは別の2階建てが今後も活躍するという。
☆東海道新幹線から2階建ての車両が姿を消しました。需要はあると思うのですが、コスト面や振動・騒音・安全性で問題があったのでしょうか?
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