JR東日本は26日、首都圏に次いで仙台エリアで集積回路(IC)を内蔵したカード「Suica(スイカ)」の運用を始めたが、5000枚限定発売される記念「Suicaイオカード」の一部で、販売日を入力してデータを初期化することができないトラブルが発生。3500枚分の販売を急きょ中止する事態となった。
スイカは事前に入金したカードを自動改札機に軽く触れるだけで、改札口を通過できるシステム。26日早朝から仙台エリアの65駅で利用が可能となった。JR東日本仙台支社によると、記念カード(2000円)は仙台七夕まつりをデザインし、同日から仙台駅など32駅で販売する予定だった。
不具合が生じた記念カードでは自動改札機の通過や入金情報なども記録できず、カードを求めて各駅の窓口に来た客には預かり証を渡し、後日郵送する手続きをとり、大きな混乱はなかった。
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