阪急電鉄は11日、2つの子会社「新阪急ホテル」と「第一阪急ホテルズ」の経営統括会社を来年5月までに設立する、と発表した。新会社は両ホテルの全株式を取得し、合併も視野に事業統合を進める。
ホテル事業の経営管理機能を一元化し、超高級からビジネスホテルまでタイプの異なるホテル経営のノウハウを結集することで、競争力を高めるのが狙い。
管理部門の社員約100人を削減、年間約5億円の経費削減効果を見込む。
フランチャイズ方式も含め、新阪急ホテルは京都、兵庫、高知など5都府県で6つ、第一阪急ホテルズは宮城、神奈川、岡山やグアム、サイパンなど国内外にある32のホテル経営にそれぞれかかわっている。2系列以外も含めると阪急グループ全体では44のホテル経営にかかわり、総収入は2002年度で約820億円に上る。
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