東日本旅客鉄道(JR東日本)は東京・山手線の品川―田町駅間に、約40年ぶりとなる同線の新駅を設置する方針を固めた。両駅間にある品川車両基地(東京・港)のうち約10ヘクタール分を事業用地に転用し、新駅を核に2009年度から再開発する計画。事業費は全体で2000億円規模になる見通し。貨物駅や操車場跡地を開発した汐留(同)や品川駅東口(港区、品川区)などに続く、2010年代の都市再生プロジェクトの目玉になる。
山手線の新駅は1971年開業の西日暮里駅(東京・荒川)以来で、30番目の駅となる。両駅間の距離は約2.2キロメートルと山手線(1周34.5キロ)で最も長い。中間地点の都営浅草線泉岳寺駅付近に新駅を開設する。2010年代前半の開業を目指す。
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