イラク戦争・SARSなど相次ぐ暗い話題が直接影響し、今年のGWは例年に比べて極端な落ち込みが目立つが、そんな中で「唯一」、宿泊も交通も満席状態なのが5月3日。言い換えれば今年のゴールデンウイークに出かける人の9割以上が5月3日に集中し、この日以外は出かけないような状態である。そんなゴールデンウイーク後半の3連休をふるさとや行楽地で過ごす人のラッシュが3日、ピークを迎えた。
ニュースによると新幹線、空の便とも、午前中から昼すぎにかけては満席が続く混雑ぶりだったが、午後には一段落。今年は飛び石連休で長い休みが取りにくく、Uターンのピークは5日となる見込み。東京発の新幹線は、新庄行きつばさ105号が東京出発時に160%に達するなど、午前中の列車の乗車率が軒並み100%を超えた。車内の通路やデッキに立ったままの乗車が目立った。羽田空港を出発する便は午前中、多くが予約で満席。空港は大きな荷物を抱えた乗客でにぎわったが、午後の便には空席が多く見られた。高速道路では、関越自動車道下り線で午前中から昼すぎにかけ、花園インター(埼玉県)を先頭に車列が54キロになった。午後は、首都圏で3キロから7キロの渋滞が生じた。 (共同通信ニュースより)
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