JALグループは、この度、日本航空インターナショナルと、日本航空ジャパンの運航乗務員、客室乗務員、地上スタッフ(合計約26,000名)が2004年4月から着用を開始する新ユニフォームのデザインを決定致しました。
新しいユニフォームのデザインは、JALマークの「The Arc of the Sun(太陽のアーク)」をモチーフに、JALグループの基本カラー(レッド・シルバー・ブラック・オフホワイト)をベースとし、“日本の象徴”“安全性” “革新性” “品質感” “信頼性”等をイメージしたものと致しました。
今回の新ユニフォーム導入・調達については、統合による発注量の増加はもとより、これまで以上に幅広く、数多くの業態の企業から選定を行うとともに、メーカーの材料調達計画を効率化するために詳細な発注計画を事前に通知する等、選定先とのコラボレーションを深めることによって、単位あたりコストの極小化に努めました。その結果、2006年度までの1更新サイクル(3年間)でほぼ初期コストを回収し、それ以降の更新(3年分)で約10億円の費用削減(※)に繋がる見込みであり、調達方法の改革も着実に進展しています。
(※)現行のユニフォーム着用を継続した場合との比較
また、これまで更新時期の来たユニフォームは焼却処分していましたが、環境への取り組みの一環として「制服回収再利用制度(リサイクルシステム)」を導入し、限りある資源を無駄なく活用する仕組みを構築することと致しました。このリサイクルシステムでは、回収したユニフォームを小さく刻んで綿状に反毛化し、この繊維を原料として自動車の各フェルト成型品として製品化されます。これにより、廃棄による環境負荷が軽減されるため、新しいユニフォームにはエコマークが認定される予定です。
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