運航機材の到着が遅れて1日の就航を延期していたスカイネットアジア航空(SNA、本社・宮崎市)の羽田-熊本線は1日遅れの2日、羽田発の第1便が乗客77人(搭乗率52%)を乗せ午前10時59分、定刻より19分遅れて熊本空港に到着した。就航が大幅に遅れる可能性もあっただけに、関係者は胸をなで下ろした。
熊本空港では、記念式典が中止され、寂しい初日となった。新設されたSNAのカウンターには「祝・就航」の文字を掲げた花飾りとともに、これまでの経緯についての「おわび」が張り出された。
折り返し便は定刻の同11時20分、乗客125人(搭乗率84%)で出発した。
2機目は2日夕に日本に着く予定のため、熊本線の1日5往復の運航は5日からとなる。4日までは1日3往復。
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